部位が選べる燻肴(くんこう)のキングサーモンのつくり方
燻製専門の老舗、燻肴(くんこう)の1番人気は
キングサーモンです。
原材料のキングサーモンは、ニュージーランド産で
1メートル前後のサイズが多く、よく脂がのっています。
身が厚く脂肪分が高いにもかかわらず水分量が
かなり少ないのが特徴です。
このキングサーモンを燻製歴50年の老舗秘伝の調味塩で
2日間漬け込みます。
その後、「風乾」と呼ばれる余分な水分をとばす工程を
じっくり2日間おこない旨みを凝縮させていきます。
※「風乾」は、とても大切な工程なのですが
中には1日未満で済ませるメーカーもあるようです。
こうして準備されたキングサーモンをさくらチップを使って
約80度で燻製にしていきます。
そして仕上げに高温で焼き上げることで香ばしさとツヤを
出して燻製が完成します。
また、燻肴(くんこう)のキングサーモンは、部位によって
それぞれの楽しみ方があります。
最もスタンダードな胴の部位では、腹身の部分と背中の部分との
味の違いを楽しめます。
数量限定のカマのところは、カマ肉とホホ肉のあまり出回らない
部位を試せますし、食べ終わったら出汁を取るのもおすすめです。
しっぽの部分は、骨がないので食べやすく
身も締まっているので食べ応えもあります。
お気に入りのウイスキーにどれが一番合うのか
食べ比べる遊びも面白いのではないでしょうか。