燻肴(くんこう)のつまみと島系ウイスキーの相性 -その2
-その1 のつづき
前回の記事では、おいしいウイスキーを飲むときに
「つまみは、邪魔になるくらいならいらない」
というのを語りました。
さて肝心のおいしいウイスキーとは、
どんなウイスキーでしょう。
それは、自分にとっては島系のウイスキーです。
ここでいう島系とは、アイラモルトの中で
スモーキーでクセのある個性的なウイスキーのことで
一般的にいわれている分類とは、少しちがうかもしれません。
ところでウイスキーの分類は、音楽のジャンル分けのように
どうでも良いように考えています。
テクノとプログレ、ガラージュとウェアハウスはたまた
J-POPと日本のロックなど分類する意味が分かりません。
知らない人が、検索する時に役立つ程度です。
少し、話がそれました。
島系の有名な銘柄を上げるなら
「ボウモア(Bowmore)」
「ラフロイグ(Laphroaig)」
「アードベッグ(Ardbeg)」
「ブナハーブン(Bunnahabhain)」
「ラガヴーリン(Lagavulin)」
あたりでしょうか。
この中でも「ラガヴーリン(Lagavulin)」が好みです。
一昔前は、声を大きくして大好きといえたのですが、
だいぶ前に味が変わってしまいました。
ここ何年か家飲みの際には、
「タリスカー(Talisker)」を好んで飲んでいます。
スモーキーフレーバーにどっぷり浸かってる
ただの酒呑みですね。
つまみは、基本的になくてもかまわないのですが
燻製を使って煙たさ加減を楽しんだりもします。
飲む順番は、
まず、口に水を含んで、舌をフラットな状態にします。
次に、ウイスキーを口の中でころがします。
飲み込んでから、口の中の香りを楽しみます。
そして、燻製の味を楽しみ、香りをズラします。
燻製は、特にコレといって決めていることは
何もありません。
ですが、
せっかくおいしいと思っているウイスキーを楽しむなら
それなりの本物の燻製のほうが風味がよくて
相性がいいような気がします。
気が向いたら、スモーキーなウイスキーに燻製のつまみを
試してみてください。